この時期、毎年恒例の中部大学において『国際ジェンダー論「日本のジェンダーギャップ指数を上げるために」』の内容で、大学生の皆さんに90分講義を行います。今年もお声をかけていただいたので、パワポで資料を作成し、話す内容も原稿を書いて準備をしました。ジェンダーギャップ指数等の数字は毎年変わるので、最新のデータを調べて資料を作り直しました。
最初に羽後先生が私について、紹介をしてくださいました。最近の選挙についての問いかけもしてくださったので、それに応える形で講義に入ることが出来、話安かったです。大学生は2年生~3年生の皆さんで約90名の方が参加してくれました。初めに私から「一番上の孫は皆さんと同じ大学2年生なので、おばあちゃんの話だと思って聴いてください。」とスタートしました。
日本のジェンダーギャップ指数の何が低いのか、どこに原因があるのか、男女差がどれくらいかをグラフや数字を示して、具体的に説明をしました。その後、男女の格差をなくすために愛知県が取り組んでいること、私が女性議員となって何を目指してどんな活動をしているか、ジェンダーレス社会を目指すために何を訴えていく必要があるかなどを説明しました。
最後に学生の皆さんにお話ししたのは、「男女両方の意識改革と能力を活かしあう協力が必要である」と呼びかけました。人口減少、超高齢・少子化時代、就労人口減少の日本の現状を考えた時に、女性の活躍はもっと必要になります。これからもっと女性が活躍するためには、男性の育児休暇の取得率を上げ、家事・育児・介護等の分担率を上げてほしいとお話して講義を終わりました。